January 11, 2019
そらくんの安全
先日、そらくんのお部屋の窓の外にネコちゃんを見かけました。
簡単には立ち入れないはずだけれど来れなくもないと気に掛けていたことが現実に。
まずはハウスの中にいるそらくんの安全確認。
それから、外につながる全ての窓が閉まっているか慌てて確認。
朝方まだ暗い6時頃からそらくんが珍しく足ダンしていたのはネコちゃんの気配に気づいていたからなのでしょう。
外は暗くてカーテンが閉まっていて見えないはずなのに。
そのネコちゃん、3日目にはニャーニャー鳴いていました。
もしかして帰れないのかも…。
心配して集まった人間に驚いてずいぶんと高いところから駆け下りていったネコちゃん。
怪我していないか探したけれど見つからず…。
ある有名な文学作品の一節を思い出します。
主人公が仲良くしたキツネやバラの花…ひとたび関わりを持ったならかけがえのない存在になります。
あのネコちゃんはわたしにとってただの野良猫と同じでした。
場合によっては大切なそらくんに危害を加えるかもしれない危険な存在でした。
けれどどうやら帰れなくて困っている…この寒空の下3日間も…。
どうにかして助けられないだろうかと動いてはみたものの、保護どころか高所だというのに慌てて逃げて行きました。
おなかすいてないかな…ケガしてないかな…飼い主さんはいるのかな…
関わりを持つとは心を寄せることです。
あるとき出会って目が合って、大切に連れ帰ってきたそらくん。
大切に慈しみ育てているそらくんはかけがえのない存在です。
ショップにいるたくさんのうさちゃんたちとは別格。
同じように、わたしの生活スペースに入ってきて数日間お互いの気配を感じながら過ごし、近づいてきた人間に驚いて必死で逃げて行ったあのネコちゃんもまた、わたしと関わりを持った、ただの野良猫とは違う存在になりました。
もう出会うことは叶わないかもしれないけれど、どうかどうかずっと元気でいてほしいと心から願っています。
皆さまにとって、健やかで楽しい連休になりますように。
ありがとうございました。
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